第87回はパロディーADVと言えば「新竹取物語」っしょ
今回お話するレトロゲームは変わり種ADVで有名な「新竹取物語」です。
一言で言えば竹取物語のパロディーなんですけど...
84年のADVにしては意外にいろいろ工夫もあるのです。
ビクター音楽産業
新竹取物語
発売日:1984年
対応機種:FM-7/PC88他
FD×2
販売価格:9800円
84年のADVにしてはCGがとても綺麗ですよね。
実はこのころはこち亀のチーフアシスタントをしていた漫画家の富沢千夏さんが
CGを担当しているのだ。今はコメディ漫画を書いているそうです。
さすが漫画家さんと言ったところでしょうか...
全130面の大作となっています。
そしてこのタイトル画面では素晴らしいOP曲が流れるのだ
OP曲が流れるADVは当時としてはまだかなり珍しく時代を先取りしています。
ビクター音楽産業ですもんね(笑)
このころのADVでOP曲があったのは「サラダの国のトマト姫」や
「惑星メフィウス」ですが短くピロピロって簡単な物でしたからね。
先日同じビクター音楽産業から出ていた音楽ツール「ミュージアム2」の
記事に当時そのDEMO曲を作ったMIRAGEさんからコメントを頂きました。
さらにお返事を頂いたところ、87年位までのビクター音楽産業のゲーム音楽を
担当していたと聞きビックリ(゚д゚)!
この「新竹取物語」もMIRAGEさんが作曲され担当もされています。
ビクター音楽産業
ミュージアム2
発売日:1985年
対応機種:FM-7/PC88他
FD×2
販売価格:8800円
テープ版:6800円
参考:ミュージアム2の記事は「ここからリンク」しております。
このツールのプロデューサーが元々ビクターの洋楽部門でディスコ担当だったのでスクラッチの入ったディスコ調のデモ曲が気に入っていたとか...
こんな当時の制作秘話とか聞けるなんて光栄です!
これも珍しい... ADVなのに難易度?!
他にもこのゲームは珍しい点がありますよ。なんとADVなのに難易度を最初に決められます。
なんで?(笑)
って思いますよね...
それはこのADVのエンディングが減点方式の点数制だからなんですよ。
いきなり怪しい...

このゲーム、アダルティーなAVDじゃないんですが(笑)
いくつかの質問のあとムチとローソクをプレゼントされます。
このアイテムあとでシッカリ使います!
あと、最初の質問や進め方で展開が変化するのも
このころのADVにしては珍しいですよね
スタート地点

行動はコマンド入力式です。
このゲームは当時のADVに多かったコマンド入力式ですね
「ツカウ」「ローソク」と入力してアイテムを使ったり...
カナ入力に対応しているので小学生でも遊べますね。
ただ今となってはローマ字でキーを打つのが普通ですから
カナ入力が大変なんですよね...
そこでカナ入力支援ツールの出番ですね!
RND4M88 - M88用カナ入力支援ツール
http://ken197x.net/archives/rnd4m88/
下の2つ枠がありますが、上の枠にローマ字で入力してEnterで
自動でゲームにカナで転送してくれます。
まじで便利なツールでございます(笑)
さて目的はと言いますと「かぐや姫」探しの冒険です。
スタート地点で2手に分かれています。
実は移動する前にここであるアイテムを手に入れますよ!
未プレイの方もいると思いますので
ネタバレしない程度に序盤を部分的に紹介しますね

おじいさんが手をふっていますね(笑)

そこに来てみた...
ここでは大事なアイテムをゲットできるが
一瞬びっくりすることも(笑)

おじいさんと別れ先に進むと...
怪しすぎる山小屋がある

もちろん中に入るわけですが...
このシルエットって、汗
手に入れたアイテム使って... 謎をクリアですよ
パロディーADVなのでここでも笑っちゃう落ちがあるんですが
こういうところが思わずぷぷぷって面白いんですよ
是非やってみて欲しい!(笑)
当時小学生ですからね... 笑える要素って大事だったんですよ。
例えばハドソンのデゼニランドとかも楽しかった(笑)
これが中学生くらいになるとオホーツクのような推理物のADVも
好きになるんですが...
このゲームはFM-7版を手に入れたと思います。
カナ入力だったから小学生でもできましたし、思い出深いですね。
行き詰まったりしたら学校で友人に聞いたり、それでもダメなら
「山下章氏のチャレンジ!アドベンチャーゲーム」みて頑張ろう!
ってやってたと思います(笑)
構想1年、制作6ヶ月、全130画面の大作です。
パロディーADVですけど謎解きもあり、運も展開に作用する
そしてOP曲や効果音、漫画家さんのCG、そして今で言うマルチエンディング
当時としては珍しいものだらけですね。
是非笑いある「新竹取物語」をやってみてくださいね

下ネタだ(笑)
ちなみに別物に近いですが87年にファミコンに
移植されていて今でも買えますよ!
ファミコン版
かぐや姫伝説:ここからリンク
↑とりあえず見てみるって人はどうぞ
かぐや姫伝説(箱なし):ここからリンク

ファミコン版なんで別物ですけど雰囲気は同じ(笑)
←ファミコン版の画面はこんな感じ
こちらはコマンド選択式ですね
体力や得点表示もあります。
FM-7版では裏でカウントされていて
表示はありませんでした(笑)
もちろんムチとローソクは
デフォで所有してます!
今回のレトロゲームいかがでしたか?
よかったらクリックをお願いします。
元気がでます、笑

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一言で言えば竹取物語のパロディーなんですけど...
84年のADVにしては意外にいろいろ工夫もあるのです。

新竹取物語
発売日:1984年
対応機種:FM-7/PC88他
FD×2
販売価格:9800円
84年のADVにしてはCGがとても綺麗ですよね。
実はこのころはこち亀のチーフアシスタントをしていた漫画家の富沢千夏さんが
CGを担当しているのだ。今はコメディ漫画を書いているそうです。
さすが漫画家さんと言ったところでしょうか...
全130面の大作となっています。
そしてこのタイトル画面では素晴らしいOP曲が流れるのだ
OP曲が流れるADVは当時としてはまだかなり珍しく時代を先取りしています。
ビクター音楽産業ですもんね(笑)
このころのADVでOP曲があったのは「サラダの国のトマト姫」や
「惑星メフィウス」ですが短くピロピロって簡単な物でしたからね。
先日同じビクター音楽産業から出ていた音楽ツール「ミュージアム2」の
記事に当時そのDEMO曲を作ったMIRAGEさんからコメントを頂きました。
さらにお返事を頂いたところ、87年位までのビクター音楽産業のゲーム音楽を
担当していたと聞きビックリ(゚д゚)!
この「新竹取物語」もMIRAGEさんが作曲され担当もされています。

ミュージアム2
発売日:1985年
対応機種:FM-7/PC88他
FD×2
販売価格:8800円
テープ版:6800円
参考:ミュージアム2の記事は「ここからリンク」しております。
このツールのプロデューサーが元々ビクターの洋楽部門でディスコ担当だったのでスクラッチの入ったディスコ調のデモ曲が気に入っていたとか...
こんな当時の制作秘話とか聞けるなんて光栄です!
これも珍しい... ADVなのに難易度?!

なんで?(笑)
って思いますよね...
それはこのADVのエンディングが減点方式の点数制だからなんですよ。
いきなり怪しい...

このゲーム、アダルティーなAVDじゃないんですが(笑)
いくつかの質問のあとムチとローソクをプレゼントされます。
このアイテムあとでシッカリ使います!
あと、最初の質問や進め方で展開が変化するのも
このころのADVにしては珍しいですよね
スタート地点

行動はコマンド入力式です。
このゲームは当時のADVに多かったコマンド入力式ですね
「ツカウ」「ローソク」と入力してアイテムを使ったり...
カナ入力に対応しているので小学生でも遊べますね。
ただ今となってはローマ字でキーを打つのが普通ですから
カナ入力が大変なんですよね...
そこでカナ入力支援ツールの出番ですね!
RND4M88 - M88用カナ入力支援ツール
http://ken197x.net/archives/rnd4m88/
下の2つ枠がありますが、上の枠にローマ字で入力してEnterで
自動でゲームにカナで転送してくれます。
まじで便利なツールでございます(笑)
さて目的はと言いますと「かぐや姫」探しの冒険です。
スタート地点で2手に分かれています。
実は移動する前にここであるアイテムを手に入れますよ!
未プレイの方もいると思いますので
ネタバレしない程度に序盤を部分的に紹介しますね

おじいさんが手をふっていますね(笑)

そこに来てみた...
ここでは大事なアイテムをゲットできるが
一瞬びっくりすることも(笑)

おじいさんと別れ先に進むと...
怪しすぎる山小屋がある

もちろん中に入るわけですが...
このシルエットって、汗
手に入れたアイテム使って... 謎をクリアですよ
パロディーADVなのでここでも笑っちゃう落ちがあるんですが
こういうところが思わずぷぷぷって面白いんですよ
是非やってみて欲しい!(笑)
当時小学生ですからね... 笑える要素って大事だったんですよ。
例えばハドソンのデゼニランドとかも楽しかった(笑)
これが中学生くらいになるとオホーツクのような推理物のADVも
好きになるんですが...
このゲームはFM-7版を手に入れたと思います。
カナ入力だったから小学生でもできましたし、思い出深いですね。
行き詰まったりしたら学校で友人に聞いたり、それでもダメなら
「山下章氏のチャレンジ!アドベンチャーゲーム」みて頑張ろう!
ってやってたと思います(笑)
構想1年、制作6ヶ月、全130画面の大作です。
パロディーADVですけど謎解きもあり、運も展開に作用する
そしてOP曲や効果音、漫画家さんのCG、そして今で言うマルチエンディング
当時としては珍しいものだらけですね。
是非笑いある「新竹取物語」をやってみてくださいね

下ネタだ(笑)

移植されていて今でも買えますよ!
ファミコン版
かぐや姫伝説:ここからリンク

かぐや姫伝説(箱なし):ここからリンク

ファミコン版なんで別物ですけど雰囲気は同じ(笑)

こちらはコマンド選択式ですね
体力や得点表示もあります。
FM-7版では裏でカウントされていて
表示はありませんでした(笑)
もちろんムチとローソクは
デフォで所有してます!
今回のレトロゲームいかがでしたか?
よかったらクリックをお願いします。
元気がでます、笑


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この記事へのコメント
RGTさん
> ファミコン版のかぐや姫伝説は持ってます。
> ムチとローソクは、よく任天堂の許可がおりたなぁ。
これ使うとき別々に健全に使用するから
おそらくOKだったんだと思う(笑)
もらうとき意味深にセットでくれるから
やばいもんに感じちゃうんですよね
つかみはバッチリですけどね(^_^;)
> ファミコン版のかぐや姫伝説は持ってます。
> ムチとローソクは、よく任天堂の許可がおりたなぁ。
これ使うとき別々に健全に使用するから
おそらくOKだったんだと思う(笑)
もらうとき意味深にセットでくれるから
やばいもんに感じちゃうんですよね
つかみはバッチリですけどね(^_^;)
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URL :
かぐや姫伝説 - RGT - 2013年02月09日 21:42:16
ムチとローソクは、よく任天堂の許可がおりたなぁ。
製作関係者からコメントとかスゲー!!!
このM88ってWindows版ですよね?バージョンはいくつでしょうか?
うちのM88にはメニューバーのWindow・Key・Patの項目がない…