第2回は国産初の絵のあるADV「ミステリーハウス」だ!
マイクロキャビンの「ミステリーハウス」です。
実はこのブログ始めて間もないころにも記事にしたんですが
なにぶん記事書くのに慣れてなくて、お粗末な感じだったんですよね...
なので、どーしても書きなおしたい記事「第一弾」になります(笑)
(前の記事は消して差し替えます...)

ミステリーハウス
発売日:1982年
対応機種:PC6001/FM-7
(他多数移植されてます)
カセットテープ×1
販売価格:3,800円
↑ これはPC88用のカラー版です。
書き直したい記事と言うだけあって思い入れがあるんですが(笑)
このゲームは何と言っても自分が小学3年生のときに友人宅でパソコンゲーム...
という謎のゲームに初めて触れて、それまで任天堂のゲームウォッチくらいしかやったことが無かった子供ですからね、ゲームの概念を根底から覆されてしまった思い出のゲームなんですよ!
その時の衝撃といったら...
その夜興奮して寝れなかったくらい凄いと思ったんですよ。
正直なところ今考えると勘違いしてたんですけどね(笑)
まあ何を勘違いしてたかは、あとで書きます...
さてこのゲームのストーリーはと言うと、謎の館に入る主人公が色々な仕掛けを解いて隠された宝石を発見することができればクリアー。
これってよく考えたら泥棒なのかな?主人公は(笑)
行動はコマンド入力式
初期のアドベンチャーゲームの王道ですね。
英語入力になるんですが「ドウスル?」の後に動詞を入力
その後「ナニヲ?」に名詞を入力して行動する2段階入力方式です。
例:ドアをあけるときは...
ドウスル? OPEN
ナニヲ? DOOR
こんな感じですね。
↓ 使えるコマンド一覧

このゲームの使えるコマンドってこれだけだったんですね(笑)
当時は知りませんでした...
アホな小学生が夜寝れなくなった理由
小学3年生の自分にどんな衝撃と勘違いがあったのか...
そう、このとき友人数人と大金持ちの友人の家に遊びに行ったんですよ。
どのくらい金持ちだったかと言うと、家の敷地内にデカイ家が3棟、大きな蔵
そして部屋に小3の身長と同じくらいの高さの金庫がある(笑)
このとき家に行くのは初めてだったから
金持ち、金持ちとは言われてたけど、ここまで金持ちとは...って感動
で、その子の部屋に見たことない機械が置いてあった...
何これ?って聞くとマイコンだよ、ゲームする? って言ってきた。
確かPC6001だったと思うんで画面は白黒だったと思う。
意味分からないけど、やるやる!って始めたのがこのゲーム(笑)
スネオのように自慢げにカチャカチャいじって出た画面には
家の絵が出ていて「ドウスル?」って表示されているのであった...
こいつの説明が悪いのだ...
お金持ちの友人の説明が、これはアドベンチャーゲームと言って
やりたいことを言葉で入れると言葉通りに動けるんだよ。
見ててね...と文字を入力、家の中に入った画像になった。
とこんなの見せつけられたから、ものすごい勘違いをしてしまったのだ。
ここには仮想の世界があって、入力した言葉(行動)はなんでもできる...
なんて凄いゲームなんだ! アドベンチャーゲームって!
そんなアホっぽい大きな勘違いをしてしまったのだ...
人は出てこないんだけど家だから人が居ると思って
人が出てきたら「キス スル」って入れてみろとか「コロス」って
入れてみろとか... なんでも出来ると思っていろいろ入力した。
しかもカナで入力ね(笑)
結局全て「ソレハデキマセン」ってなるんだけど、人がいたら
キス出来ると思ったし、自由に行動に合わせて絵が自動で作成されて
なんでもできる夢のような物だと思ってしまったのだ。
↑ 金持ちの友人もそれはできないって言えばいいのに...
このゲーム欲しい! 自由に女の子とキスできる!
ってワクワクと興奮でその夜寝られなかったのだ。
てか、何十年も経った現在でもそんな自由な凄いゲームね〜よ(汗)
この間違った理解のまま1年後にねだりにねだってマイコン(FM-7)を
買ってもらい一緒にアドベンチャーゲーム「惑星メフィウス」を手に入れて
念願のコマンド「キス スル」を試したのであった... もちダメだったけど
惑星メフィウスの記事:ここからリンク
どうやってFM-7手に入れたかの記事:ここからリンク
このゲームってプレイするたびにアイテムの配置が変わるんですよね
あとプレイする機種によって若干進め方も変わるらしい...

ここは「TAKE」で「MEMO」を取る

なるほどね...
最初はアイテム集めをする
SEARCH(調べる)で色々調べるけど
なにもない... 意外とむずい

88版は移動するとき「N」「S」「E」「W」で一旦向きを変えて
それから「OPEN」、ナニヲ?で「DOOR」ってやらないといけない
PC6001版はカーソルで移動できる

やっと「RACK」の中にローソクを発見!
もちろん「TAKE」で「CANDLE」を取る...

カベにある絵をどかしたら金庫が出てきたが
鍵がまだないので開かない...
1階は全て見たから2階で鍵探しだね
コマンド入力しての宝探しもまあまあ楽しいじゃないか(笑)
当時このゲームはお金持ちの友人の家でやったきりで
解いてはないんだけど、ゲームがやりたいがためにその子の家に
毎日通い続けたから友人は嫌だったんだろうな...
そして翌年FM-7を手に入れた自分は
この「ミステリーハウス」の影響でアドベンチャーばかりやりました...
黄金のコマンド「キスする」を試す為に(笑)
みなさんも初めてやったゲームって思い出深いですよね!
続編のMSX版のミステリーハウスIIなら売ってました!
とりあえず見てみるって人は...

ミステリーハウスII
MSX版カセットテープ:ここからリンク

↑ レアなんで箱なし1点物ですね
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この記事へのコメント
> 自分も過去記事で書き直したいの一杯あるんですよねー。
>どうしよう、見習って書き直そうかなw
そうなんですよね(笑)
この前ソンゴスキーさんが書いていた
エルドラド伝奇がまさにそう(笑)
書き直したい〜
ブログ始めた最初のころの記事は思い入れが強い順に
書いているからよけいに書き直したいんですよ...
また時間見て書きなおそう
質より量でやってたので、もはや自分でも手に負えないかも。
悩んでいるのは修正の方法。
新記事を書いた方が良いのか、旧記事をそのまま書き直した方が良いのか、それとも旧記事を書き直して日付を今に変更するのが良いのか。
どれが良いのか悩んでいたら、結局手付かずのまんまだったり。
>こいつの説明が悪いのだ...
笑わせてもらいましたw
その友人の気持ちも分かるし、聞いて勘違いしちゃう気持ちも分かるし。
学生のとき、ADVって何って聞かれて、痛くならない程度に分かりやすく、でも簡潔に答えようと考えて、かえってグダグダになったことを思い出しました。知らない人に説明するのは難しいです。
自分はADVは好きなのだけれど、その中ではコマンド入力式は少し苦手としています。
理論上は果てしなく自由度があるはずなのに、いざプレイすると実際はそうじゃないって辺りが原因なのでしょう。
外でサフランライスを見ると、いつも美味しそうに見えてしまい、つい頼んでしまいます。
でも実際には色をつけただけで味がないので、普通にご飯を食べたときと味は変わりませんし、それどころか普段以上にガッカリしてしまいます。
分かっていながらもつい期待して失望してを繰り返してしまうのですが、それと似た感じですかね。
やはりブログやってると書き直したい記事って
あるんですね...
特に初期の記事はみなさん書き直したいって聞きますもん
>悩んでいるのは修正の方法。
自分は新しく書きなおして旧記事と差し替えちゃいました。
予定では第1回〜30回くらいまでの記事やりたいのですが...
これじゃ大変すぎる、と意気消沈ぎみ
旧記事そのまま一部手直しの方がいいかもですね。
>>こいつの説明が悪いのだ...
>笑わせてもらいましたw
まったく初めての人には本当に未知の物なんで
説明って難しいですよね
特に小学生の同士の説明ですからよけいに(笑)
ほんとに理解したのは自分でFM-7を買ってゲームやってからです。
普段以上にガッカリのたとえ、なんとなくわかりますw
「こんにちはマイコン」だったか、ゲームセンターあらしの漫画形式で、その本で紹介されていて知り、衝撃を受けました☆
きすする、は「ウィザード&プリンセス」を連想しました(^-^)
実際には制限があるのですが、コマンド入力型は思い通りの自由な行動ができそうで、私もワクワクしてプレイしていました(^-^)
実際、すごいコマンドが要求される場面もありましたし(^-^;
自分の発想が合っていた時の快感は忘れられません(>_<)!!
コメント感謝です!
> マイクロキャビンのミステリーハウスは衝撃でしたね(>_<)
> 「こんにちはマイコン」だったか、ゲームセンターあらしの
> 漫画形式で、その本で紹介されていて知り、衝撃を受けました☆
このゲームは自分でパソコンを買う前に
友人宅でやった、初めてのマイコンゲームかつ
アドベンチャーゲームでした。
それまで田舎もんの小学生だったので
マイコンも知らないし、アドベンチャーゲームも知らない
ゲームは駄菓子屋の前にあるアーケードしか知りませんでした。
そんなこともあり小学生ながらに衝撃を受けてしまったゲームですね。
なんなんだこのゲーム、言葉を入れれば、その行動がなんでも
できるのかって本気で思ってました。
今思えば恥ずかしい思い出です。
> きすする、は「ウィザード&プリンセス」を連想しました(^-^)
やっぱり、きすする、は永遠の憧れコマンドです(笑)
> 実際には制限があるのですが、コマンド入力型は思い通りの
> 自由な行動ができそうで、私もワクワクしてプレイしていました(^-^)
> 実際、すごいコマンドが要求される場面もありましたし(^-^;
> 自分の発想が合っていた時の快感は忘れられません(>_<)!!
これですよね
コマンド入力式のアドベンチャーの醍醐味は。
いまでもコマンド入力式のアドベンチャーで
すぐ思い出すのは、ミステリーハウスとポートピアですかね。
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URL :
あるある - ソンゴスキー - 2013年05月23日 15:45:19